浮気をするきっかけ、男性と女性の違いや浮気の原因とは

2023.07.17

浮気をするきっかけ、男性と女性の違いや浮気の原因とは

浮気のきっかけは、どんなタイミングやシチュエーションで起きてしまうものなのでしょうか。浮気された側の心の傷は大きい一方、浮気する人は驚くほどささいなきっかけや原因で一線をこえてしまうことも少なくありません。この記事では浮気のきっかけになってしまうことや、男女によるきっかけの違い、浮気の原因や防ぐ方法について紹介します。

浮気のきっかけ、男女共通の代表例は寂しさやすれ違い

浮気とは、結婚している配偶者や交際中のパートナーなどの本命の相手がいながらも、他の人と性的な関係、つまり性交渉を行うことです。婚姻関係のある場合は「不倫」とも呼ばれます。
男性側、女性側に共通して考えられる浮気のきっかけは、お互いに対する寂しさやすれ違い、不満を感じているなど、パートナーとうまくいっていないことが代表例としてあげられます。「遠距離恋愛で相手にすぐに会えずに寂しい」「かまってくれず放置されている」「セックスレスである」「浮気してもいいと公認されている」なども浮気のきっかけになります。
本命の相手を大切に思う気持ちがあるならば、自分が浮気してしまうことで相手を傷つけてしまうことは避けたいものですよね。浮気がバレるかバレないかに関係なく、自分の中で罪悪感や後悔の念にさいなまれるリスクを冒してまでも浮気をしてしまうということは、パートナーに対する不満や寂しさの表れであることが多いです。

男性が浮気をしてしまうきっかけ

男女共通の浮気のきっかけのほかにも、男性が浮気をしてしまうきっかけにはもう少し気軽で些細なシチュエーションで起こることもあります。

本能的に他の女性に刺激を求めることがある

 

男性は本能的に、他の女性に対して刺激を求めて浮気に走ることがよくあります。彼女や妻と付き合ったばかりの頃のようなときめきに近いものや魅力を他の女性に感じたり、単純に綺麗な女性やタイプの女性と対面することでも、恋心を抱いてしまうことがあります。そのときめきがすぐに浮気に発展するかどうかは、通常ならば理性が働けば起きないでしょう。

 

しかし、相手の女性が自分に対して明らかに好意を持っていることがわかったり、「彼女や妻がいてもいい」などの都合の良い発言を耳にしたり、性的な衝動が抑えられなかったり、バレずに浮気できそうなきっかけやチャンスがあれば、それに浮気相手からの誘いに応じたり自分から誘ってしまう男性は多いものです。

 

あと腐れなくその場限りの関係を求める男性も多く、妻や本命の彼女と別れるつもりは全くないことも多いです。

モテたい、認められたい

 

相手の女性に刺激を求めること以外にも、「モテたい」、よりたくさんの女性から「認められたい」というゲーム感覚で浮気をしてしまうこともあります。特に独身の男性は浮気をしてそれが彼女にバレたとしても、婚約関係になければ慰藉料などは法的に発生しません。そのため「彼女にフラれてもいい」「今はまだいろんな女性と遊びたい」と考えている男性は、浮気を常習化している可能性もあります。

 

このタイプの男性は本命の彼女に原因があるわけでもなく、単純な承認欲求とゲーム感覚で浮気を繰り返すため、真剣に交際して将来的には結婚したい意志がある女性にを悩ませるでしょう。

女性が浮気をしてしまうきっかけ

女性の中でも先ほど紹介したように、本能的な刺激やモテたい欲求で浮気をする方もなかにはいますが、女性の浮気のきっかけはすでに本気になっている可能性が高い例が多くあげられます。

パートナー以外の人を好きになってしまっている

 

女性が浮気をするきっかけとして、もうすでに彼氏や夫という本命のパートナーへの恋心や愛情すらも冷め切っている可能性が高いです。そして浮気相手のことを少なからず好きになってしまっているからこそ、浮気行為ができるのだと考えられます。

 

結婚する前の女性であれば、本命の彼氏よりも優しくて結婚相手としてふさわしかったり、経済力などの条件がよかったりすると、打算的に最終的に本命として乗り換えてしまうことも大いにありえます。浮気行為をしてしまっている時点でパートナーよりも好きになってしまっていることが多く、結果として本命と別れることになることも十分にあり得ます。

心のつながりを求めて承認されていたい

 

本命の彼氏や夫にはない心のつながりを求めて、心身ともに承認されていたい欲求が浮気のきっかけになる女性もいます。

 

結婚して子どもがすでにいる女性が、「妻」や「母親」という役割や日常の育児や家事の忙しさやプレッシャーから一時的に離れて、独身時代のようなおしゃれをして自由気ままに異性とデートをする行為含めて浮気を楽しんでいることもあります。「ひとりの女性として承認されていたい、大切に使われたい」「夫ではない何でも話せる男性と心のつながりが欲しい」など精神的な欲求が、浮気のきっかけになり深い不倫関係になることもあるのです。

 

この場合の女性の浮気は子どもや経済的な理由で離婚しないこともありますが、夫では満たせない心のつながりを求めて浮気を繰り返してしまうこともあります。夫婦間での話し合いや信頼関係を再構築していくことが求められるでしょう。

浮気のきっかけや原因を防ぐために

ここまで男女共通の浮気のきっかけとなる要因や、男性や女性に特に多くみられるきっかけについて紹介してきました。誰しも愛するパートナーから浮気されて、何とも思わない人は少ないでしょう。浮気のきっかけや原因となるものを防ぐためにできる対処法についてもご紹介します。

相手を大切に思っていることを言動で伝える

 

パートナーとの関係がうまくいっていないことは、大きな浮気のきっかけとなります。そのためパートナーと「いい関係である」「愛されている」という実感を持てるように、相手を大切に思っていることを言動で伝えましょう。

 

例えば毎日の声かけや表情を優しく心のこもったものにしたり、相手の気持ちに寄り添って一緒に考えたりすることです。男女の関係は性的なつながりだけでなく、信頼し合える友人関係のような安らぎや平穏を感じられるつながりであることも、うまくいくためには必要不可欠です。「どうして自分だけが歩み寄らないといけないのか」と不満に感じることがあるかもしれませんが、人間関係は鏡であると認識して自分から優しい言動を行うことで相手が変わることも十分にあり得ます。

 

それでも浮気などの傷つけるような言動をするパートナーとは、よく話し合って今後どうしていくか関係性自体を考えたほうがいいかもしれません。

浮気を公認したり放置しない

 

相手に対して大切に思う言動や優しさは浮気防止に効果的ですが、「浮気してもいいよ」「いつかちゃんと帰ってきてね」など、浮気を公認したり放置することはおすすめできません。浮気願望のある人の場合は浮気しても許されると知って自分から相手探しに励んだり、「浮気を公認されている=愛されていない、かまってくれない」と大きな寂しさを感じる人も多いためです。

 

「許されているなら遊び感覚で一回くらいいいか」という気のゆるみで、浮気相手との関係が発展して戻れなくなってしまうことも十分にあり得ます。

 

浮気を公認したり見過ごして放置したりすることは、浮気を防ぐためには言語道断といえるでしょう。

浮気のきっかけ事例

浮気のきっかけを知るために、実際に浮気や不倫がどのように行われていたのかの事例についても、具体例として紹介します。

妻の出産後に放置された夫が浮気、その後妻も…

 

結婚5年目のマリさん(34歳)は第2子を出産後、夫のサトシさん(35歳)を全く男性として見れなくなりました。2人子どもが欲しいと思っていた願望も叶い、「これ以上夫とセックスしなくていい」という安堵感もあったほどです。まだ小さい子どもたちの面倒をみるのに忙しく、睡眠時間を削って家事と育児に貢献しているのに、営業職のサトシさんは付き合いでの飲み会も多いです。ある日、お酒に酔って帰ってきたサトシさんはマリさんに求めます。「本当に無理、他で浮気してきていいから私のことはもう女として見ないでほしい」と伝えました。

 

ホルモンバランスの崩れや睡眠不足でつい言い放ってしまった言葉でしたが、その言葉をきっかけにもともとモテるタイプのサトシさんはすぐに浮気相手をみつけます。マリさんも夫の浮気を薄々気づいていますが、公認してしまった以上あまり強く非難できず、自分も子育てが落ち着いたらいい人を見つけて浮気したいとすら思っているほどです。

 

このように子どもの出産後に夫への愛情が激減してしまう女性は多いです。ホルモンバランスの影響が大きいため夫婦どちらかが悪いというわけではないものですが、夫の浮気のきっかけや夫婦関係が破綻する原因としてよくある事例です。

結婚2年目の妻が他にもっといい人を見つけて不倫から離婚へ

 

共働きの結婚2年目のアキコさん(27歳)とユウジさん(29歳)は、どちらも海外出張などもある華やかな職業で忙しく生活していました。ある日、ユウジさんは帰宅時間の遅さや出張による外泊の多さについてアキコさんからとがめられた際に「それはお互い様だよね」と冷静に回答したことがあり、それから数カ月かけてアキコさんの日々の態度がどんどんと冷たくなっていきます。

 

「本当に仕事だし、僕は何も悪いことはしていない。きっとアキコの機嫌もすぐに戻るだろう」と考えていたのですが、アキコさんは「このすれ違い生活に耐えられない!」と言って家を出て行ってしまいます。比較的近い実家に滞在しているというアキコさんは、なかなか帰ってきません。さすがに2週間が過ぎたので話し合いの場を設けると、ユウジさんは離婚届を差し出しされ驚きます。「あなたが結婚生活を台無しにしたから」と責められ、なかなか納得いかないユウジさんでしたが、仕事が多忙だったこともあり子どももいなかったことから、離婚を受け入れます。

 

しかし離婚して半年後、アキコさんが別の男性と再婚したことを共通の知人を通して知ります。知人がこっそり教えてくれた話によると、実はアキコさんはユウジさんと結婚していながらも他に好きな人ができてしまい、その相手と真剣に再婚を考えて慰謝料なども払わずに離婚する方法を模索していたのです。そのため決定的ではないあいまいな理由で離婚できるように、離婚までの下準備を重ねていたのでした。再婚の事実を知ったユウジさんは大きなショックを受けましたが、過去を思い返したり事実を知る怖さから訴えることはしませんでした。

 

女性の浮気は発展すると、もう後戻りできないことが多くあります。早めにアキコさんの変化に気づき、浮気の事実を知って話し合ったりお互いについて反省する時間があれば何か変わっていたかもしれません。

浮気は早いうちから対策を

浮気のきっかけはパートナーとの不仲やすれ違い、寂しさなどによるものが多いと考えられます。もしパートナーに浮気の疑いがあるならば、早めに事実を知って反省し、今後どうしていくのかを話し合うことで再構築しやすくなります。また浮気の事実を明らかにして離婚や慰謝料請求する際にも、浮気の証拠があるとスムーズです。

 

探偵事務所などの専門の調査機関に依頼することで、パートナーの浮気による悩みを少しでも解決に導くことができます。一人で悩むことなく専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

 【お問い合わせはこちら】

https://suzuran-tantei.com/contact/

この記事の監修者

すずらん探偵事務所代表 永山克⺒

静岡市を中心に浮気調査・素行調査を行うすずらん探偵事務所の代表。行政書士でもありながら、警察並びに国家公務員としても20余年勤務。豊富な知識と経験を活かして、夫婦問題などでお悩みの方々の力になるべく日々精進している。

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