なぜ人は浮気をしてしまうのか?浮気の原因や防止策を紹介

2023.10.23

なぜ人は浮気をしてしまうのか?浮気の原因や防止策を紹介

「なぜ人は浮気していしまうのか?」という問いは、男女間において何百年も何千年も前からも語られていることかもしれません。

そこには男女共通の原因があったり、男性だからこそ、女性だからこそより助長される原因もあるでしょう。この記事では浮気の「なぜ」のほか、浮気を防止する方法についても考えてみます。

なぜ人は浮気をしてしまうのか?

浮気とは、結婚している配偶者や交際中のパートナーなどの本命の相手がいながらも、他の人と性的な関係、つまり性交渉を行うことです。婚姻関係のある場合は「不倫」とも呼ばれます。いつの時代も浮気や不倫といった話題は尽きませんが、なぜ人は浮気をしてしまうのでしょうか。

浮気の理由としてよくあげられるのは、「お互いに対する寂しさやすれ違い」「相手の言動に不満を感じている」など、パートナーとうまくいっていないことが代表例としてあげられます。物理的に距離がある場合やセックスレス、浮気が公認されているなんていう例もあります。

なぜ男性は浮気するのか?

なぜ浮気するかについては、寂しさや不満というベースの部分は一致しつつも男性と女性で性質が異なる場合があります。

男性の本能が理由になっている場合

よく語られる定説ですが、男性は本能的に自分の種を広げたいという欲求が少なからずあると言われています。

性的な刺激や好奇心から発展して、「本命の彼女や妻以外の人と肉体関係を持ちたい」という欲求がそのまま浮気になる場合です。

魅力的な女性が自分に対して明らかに好意を持っていることがわかったり、「彼女や妻がいてもいい」など自分を理解してくれそうな発言を耳にしたり、お酒を飲んだ際など性的な衝動が抑えられなかったり、絶対に妻や彼女にバレずに浮気できそうなきっかけやチャンスがあれば、それに浮気相手からの誘いに応じたり自分から誘ってしまう男性は多いものです。

 

男性用の風俗店などが街に多くあふれているように、あと腐れなくその場限りの関係を求める男性も多く、妻や本命の彼女と別れるつもりは全くないことも多いです。

承認欲求による場合

SNSなどで「承認欲求」という言葉が騒がれて久しいですが、「認められたい」「褒められたい」という承認欲求によっても浮気は起こります。

有名なマズローの欲求は下から、生理的欲求→安全の欲求→社会的欲求→承認欲求→自己実現欲求とピラミッド型に上昇していきます。承認欲求は一度満たされると、またその充足感を味わうために繰り返してしまう麻薬のような危険もあります。

男性の中には、「よりたくさんの女性と口説き落としたい」というゲーム感覚で浮気をしてしまうこともあります。自分がモテていることを確かめたいので一人の人から愛されることには飽き足りず、「今はまだいろんな女性と遊びたい」と考えている男性は、単純な性欲が理由ではなく浮気を常習化している可能性もあります。

なぜ女性は浮気するのか?

「なぜ女性は浮気するのか?」という問いには、男性と少し違った背景があることが多いです。

より良い人に乗り換えようとしている

「なぜ浮気をしたの?」と女性に問うと、実は本人は「明確な浮気だと考えていない」ということもあります。「浮気ではなく本命」「今の夫(彼氏)から乗り換えようとしている」という恐ろしい発言が登場したりします。

女性が浮気をする原因として、もうすでに彼氏や夫という本命のパートナーへの恋心や愛情すらも冷め切っている可能性が高いです。そして新しく好きになった人とこれからも長く付き合いたいと思っているからこそ、浮気行為ができるのだと考えられます。 婚活中の女性でよくあるパターンとして、「今の彼氏よりも優しくて結婚して夫にするには好都合」「今の彼氏より稼いでいるし将来有望」「私のことを愛してくれるのは新しい人」など、打算的かつ冷静に浮気をして、結果として「本命と別れて乗り換える」なんていうこともあるのです。

女性の承認欲求

男性の承認欲求のように「たくさんの人からモテている」という性質とは違い、「この人から深く愛されている」という実感や心のつながりを求めて、承認欲求で浮気をすることがあります。

彼氏や夫から冷たく扱われたり、女性として見てもらえなかったり、「大切にされていない」と感じることで女性はそれを満たしてくれる相手を求めてしまうことがあります。ホストクラブに貢いでしまう女性も、「こんなに僕を愛してくれるのは君だけだ」というわかりやすい言葉で担当ホストから頼りにされたり、特別扱いされたりすることで承認欲求を満たします。 「女性として特別でありたい」「心のつながりが欲しい」など精神的な欲求が、浮気のきっかけになり深い不倫関係になることもあるのです。

一時的な性欲や打算的な理由でないからこそ、浮気相手にハマってしまうと抜け出せなくなってしまう危険性もはらんでいます。

浮気を防止するためにできること

ここまで男女共通の「なぜ人は浮気するのか?」という問いや、男性や女性で性質が異なる浮気の原因について紹介してきました。

本人たちは「どうせバレないだろう」と甘く考えているかもしれませんが、浮気された側の精神的ダメージは大きく、予防できるに越したことはありません。浮気を防止するためにできることについて紹介します。

しっかりとした言葉と態度で愛情を表現する

恋人やパートナーとの関係が長くなるとなかなか恥ずかしいかもしれませんが、簡単でお金のかからない予防策として、「しっかりと愛情を言葉と態度で伝える」ということはシンプルながらに効果があります。

恋人や夫婦の関係がうまくいっていない、どちらかに不満があることは大きな浮気の原因となります。そのためパートナーの心に二人の関係において充足感があるかどうかは、気を遣って損をすることはありません。

特別に高価なプレゼントを贈ったり「愛している」という直接的な言葉にしなくても、「いつも〇〇してくれてありがとう」「今日も頑張っているね」という相手の行動を認めて感謝する声掛けは、近くにいるからこそ伝えることで効果があります。

パートナーが話をする際にはスマホやテレビを見ながら流して聞くのではなく、しっかりと相手の目を見て聞くことで「話を聞いてもらえた」という安心感につながります。「話を聞いてもらえた=自分を理解してくれた」ということで欲求をより満たしてあげることにもつながります。

「浮気していいよ」は絶対NG

「なぜ浮気したか?」の問いに、「浮気していいと言われたから」と素直に答える人もいます。

このように浮気を公認したり、浮気しそうな状況を放置することはおすすめできません。浮気のペナルティがないと錯覚して自分から浮気のチャンスを開拓する人もいれば、「愛されていない、かまってくれない」と異性として見られていないと受け取ってしまう人もいるためです。

浮気のペナルティを明確に伝えておく

「浮気をしたらどうなるか」という浮気のペナルティを事前に伝えておくことは効果的です。

浮気をしてしまう人は、驚くほどささいなきっかけや軽い気持ちで一線を越えてしまうため、事前に記憶に残る意志を明確に伝えておきましょう。

結婚している夫婦であれば、浮気(不貞行為)によって慰謝料や離婚を請求できます。「もしあなたが浮気したら慰謝料をあなたと浮気相手の両方からしっかりもらって、子どもの親権は渡さずに離婚します。子どもとの面会頻度は月に〇回で、月の養育費は〇万円を子どもの大学卒業まで、合計〇〇万円支払うことになるよ」など、具体的に提示しておくと良いでしょう。

実際に請求できる慰謝料や養育費は離婚調停によって話し合われるのでこの限りではありませんが、事前に想定して伝えておくことで大きな抑止力になります。 金銭的なペナルティ以外にも、親や友人を巻き込んでしまうことも恐れている人もいます。

パートナーの性格によってどんなことにペナルティを感じるかをみながら、あまり脅しすぎずに冷静に伝えておくとよいでしょう。

まだ結婚していない恋人同士であっても、「浮気がわかったらすぐに別れる」など浮気を許さない姿勢をみせておきましょう。

パートナーとの時間を心から楽しむ

浮気の防止策として忘れてはならないのは、「自分が恋人や妻や夫との時間を心から楽しむ」という姿勢です。

家事や育児など、日常生活の中には困難な現実もたくさん直面するでしょう。

男女の関係において、甘いことばかりが続かないのが人生だったりもします。平穏な日常も、ハレの日の外食や旅行といったご褒美時間も、予期せず起きる困難も、かけがえのないパートナーと一緒にその時間を心から楽しむ姿勢を持ち続けることで信頼関係を築いていけるのではないでしょうか。

「人間関係は鏡である」とよく例えられますが、相手に要求ばかりするのではなく「自分が相手を信頼していることで相手から信頼される」という基本に立ち返ってみましょう。

自分自身がパートナーを大切にしている自覚を持ち、自分の気持ちに自信を持つことで浮気の抑止力になるでしょう。

浮気のなぜ?を知って相手と向き合ってみよう

「なぜ人は浮気してしまうのか?」という問いに対し、考えられる原因としてパートナーへの不満、寂しさ、すれ違いなどによるものが多いと考えられます。

男女共通の寂しさ以外にも、男女の違いによって助長されている性質もあるかもしれません。もちろん個人によって考え方はさまざまですが、浮気の原因を知っておくことで予防策への理解が深まるでしょう。

最近冷たくなった」「怪しい外出が増えた」「スマホを肌身離さず持ち歩いている」など、怪しい言動がもし少しでもある場合はしっかりと観察することをおすすめします。この記事で紹介した防止策を実行してもいいですが、すでに浮気をしてしまっている疑いがあるならば、早めに事実を知ることも得策です。浮気の証拠をつかむには自分の力だけでは限界があることが多いです。

浮気調査のプロである探偵事務所に相談してみることで、悩みを相談できるだけでなく最短ルートで浮気を発見し、今後についてパートナーと話し合えるきっかけになるかもしれません。

 

浮気がバレたからといって、必ずしも別れることになるとは限りません。再構築に向けてよりよいパートナーシップを築けることも大いにあります。もやもやとした不安を抱え続けるのではなく、しっかりと相手と向き合ってみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせはこちら】

https://suzuran-tantei.com/contact/

この記事の監修者

すずらん探偵事務所代表 永山克⺒

静岡市を中心に浮気調査・素行調査を行うすずらん探偵事務所の代表。行政書士でもありながら、警察並びに国家公務員としても20余年勤務。豊富な知識と経験を活かして、夫婦問題などでお悩みの方々の力になるべく日々精進している。

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