浮気の修羅場はどんな時に起こる?経験談や修羅場の対応策を紹介
2023.09.19
2023.07.24
パートナーが浮気した場合、浮気された怒りや悲しみの報復として復讐をすることはできるのでしょうか。実は浮気の復讐としてよく思い当たるような行動には、思わぬリスクも存在しています。浮気されて苦しいのに、その復讐行為がさらに自分を追い詰めるものになってしまったら、元も子もないですよね。この記事では浮気された場合に復讐方法としておすすめできるものや、絶対に避けたい行動について紹介します。
配偶者や恋人など、パートナーに浮気されても平然としていられる人はほとんどいないでしょう。浮気する側は驚くほど些細な理由で簡単に一線を越えるものですが、浮気された側の精神的な苦痛は大きく、「食べることも寝ることもままならない」ということもあります。そんな時、「パートナーや浮気相手に復讐したい」と考えるのも当然のこと。
しかし浮気の復讐は一歩間違えると法律に違反してしまったり、一番苦しいはずの浮気された側が追い詰められて責任を問われることになってしまいかねません。軽く仕返ししているだけのつもりであっても、その行為が「傷害」「脅迫」「名誉棄損」を問われるレべルに発展してしまうこともありえます。
浮気された報復としてとことん復讐したくなる気持ちは自然なものですが、その復讐方法には少し工夫が必要であるといえるでしょう。
浮気されて復讐する目的を見失わないように、あらかじめはっきりさせておきましょう。
これらが復讐の目的としてよく考えられます。どうしたら浮気された側の自分の気持ちが晴れるのかを冷静に考えて、その目的のためにできることを整理しておくと賢い対応ができます。
「自分がこんなにつらい思いをしている分、パートナーや浮気相手を傷つけてやりたい!」と、感情のままに行動してしまうことは絶対に避けましょう。
まずはじめに、浮気に対する復讐としておすすめできる方法を紹介します。浮気したことを認めて反省させ、自分の気持ちの区切りをつけるためにも効果的です。
「お金で解決する」というのは少し卑怯に感じるかもしれませんが、話し合いを解決に導くにはおすすめできます。慰謝料請求してもいいですが間に弁護士を仲介したり、折り合いがつかない場合に裁判に発展することもあるため、できれば示談として双方が合意して払われると良いでしょう。
その際には誓約書や示談書を作成し、浮気の事実を認めさせる内容や今後接近しないこと、示談金の金額や支払い期日、期日までに支払われない場合の対応などを明確にします。
パートナーだけでなく浮気相手にも慰謝料請求する場合は、「そんなもの知らない」「受け取っていない」という言い逃れを避けるために、内容証明郵便で送ることで確実に受けったことを認めさせることができます。
しかし浮気相手に慰謝料請求できるのは、相手が結婚していることを知っている場合のみです。独身だと思われていた場合には慰謝料を支払う必要がないため、パートナーとのやりとりなどはしっかり確認し記録しておきましょう。
もちろん、パートナーに慰謝料請求できるのも婚姻関係があったり、婚約していることが明らかに証明できる場合(結納済みなど)のみです。付き合っているだけの恋人同士の場合は、慰謝料請求は難しいでしょう。
配偶者が浮気、つまり不貞行為を行うことは慰謝料だけでなく離婚請求する立派な理由にできます。しかし浮気にも時効があり、浮気の事実を知ってから3年が経過してしまうと請求できなくなってしまうと考えられます。そのためもともとパートナーとうまくいっていない場合や今後再構築が難しい場合には、こちら側の条件を提示して離婚してしまうのも復讐になるでしょう。
「離婚を真剣に考えるほど傷つけてしまっていたのか」とパートナーを深く反省させられる可能性が高いです。
しかし自分が本当は離婚したくない場合は、駆け引きの条件として離婚をちらつかせるのは避けましょう。本当は好きでまだ一緒にいたいのに自分から夫婦関係を終結させてしまうことにもなりかねませんし、パートナーと浮気相手とで再婚されてしまうこともあるのです。
堅苦しい慰謝料請求や離婚まではいかないライトな復讐方法として、高価なプレゼントを買ってもらうことで自分の気持ちをスッキリさせることができるかもしれません。価値が下がりにくい高級時計やジュエリーは、いつかパートナーと別れることになっても買い取ってもらうことで慰謝料のような役割を果たせます。
もし「残るもので思い出したくない」という場合は、高額な温泉宿や海外旅行に連れて行ってもらって、パーッと発散させることも良いでしょう。自分の気持ちがスカっとして浮気の過去を水に流し、気持ちが前向きになるのであれば高価なプレゼントも十分に復讐としての役割を果たしてくれるはずです。
浮気してしまったパートナーにとって痛手になる出費になる分、再発防止の効果もあるでしょう。しかし「浮気してもプレゼントで解決するならいいや」と甘えられないように、「今回はこれで許すけど次はないよ」という意志を伝えることをおすすめします。
おすすめの復讐方法について紹介したところで、あまりおすすめできないNGな復讐方法について紹介します。
「浮気された心の傷と同じだけ傷つけてやりたい」と、パートナーや浮気相手に危害を加えることは「傷害罪」に問われる可能性があります。例えば、女性が浮気した場合に夫や彼氏が怒りに任せて女性を殴ってしまい、傷害やDVとなり結果として責任を問われることがあります。またヒステリーを起こした女性が、「ナイフで彼のわき腹を刺した」という嘘のような事例も、表沙汰にならないだけで実際には起きています。
暴力行為はどんなことがあっても被害を訴えらるどころか逮捕されてしまう可能性もあると理解し、安易に手を出さないようにしましょう。「浮気されたから」という理由では正当防衛にもならず、単なる傷害罪に問われます。
「目には目を歯には歯を」だからといって、同じ気持ちを味わってもらうために自分自身が他の異性と浮気することも、あまりおすすめできる復讐方法ではありません。浮気の目的が復讐であるからこその不貞行為に意味がないですし、それを理由に慰謝料請求されてしまう可能性もありえます。
マッチングアプリの普及などもあり、パートナー以外の異性と浮気する行為自体は簡単に行えてしまいます。しかしその浮気相手との関係を終わらせることは、意外と難しかったりします。浮気相手から本気になられてしまったり、自分が浮気にハマってしまうこともあるのです。
浮気されたことの腹いせとして、浮気相手の名前や顔写真などをソーシャルメディア上や掲示板などで拡散することは絶対にやめましょう。名誉棄損で慰謝料請求されたり、最悪の場合逮捕されることもあります。自分のアカウントが匿名であっても、発信者情報開示請求によって書き込んだ人が特定される可能性もあります。
一度発信した情報は自分では制御できないほど拡散されてしまう恐れもあり、デジタルタトゥーとして残り続けることにもなりかねません。
浮気された復讐として、例えば浮気相手に「お前の会社に不倫していたことをバラすぞ」「示談金200万円払え」など執拗に連絡を取ったりすることで、脅迫罪に問われてしまう可能性もあります。示談はあくまでも双方の合意が取れて行われるものです。慰謝料請求する権利はあっても、執拗に脅していると捉えられないようにしましょう。
浮気されたからといって、浮気したパートナーの家族や友人に言いふらして、窮地に追いやるような行動はあまりおすすめできません。
例えば夫が浮気をしていた場合、妻が「お義母さんからもきつく叱ってください」と夫への相談もなく報告したり、家族や友人の集まりで本人を目の前にして暴露することは避けましょう。夫側としてはこの上ない痛手となり「復讐」としては成功しているのかもしれませんが、夫の肩身が狭いのはもちろん、言いふらした妻自身の評判を下げることにもつながりかねません。義母にいたっては「浮気されるようなことをしたんじゃないのか」など、自分の息子をかばう考えが浮かぶこともあります。
浮気されて苦しい気持ちは、自分の家族や友達に聞いてもらう程度にして、本人を執拗に責め立てないように気をつけたいものです。あくまで夫婦や恋人同士の問題は当事者同士で解決していく姿勢で、もしどうしても折り合いがつかないときには信頼できる共通の友人や、浮気調査に詳しい探偵や法律に詳しい専門家などに相談することをおすすめします。
ここまで紹介した浮気の復讐方法は、すべてパートナーが本人の浮気を認めていることが前提となります。どう考えても怪しいのに、「勘違いだ」「単なる友達だ」など言い訳を繰り返されている状態ではさらにモヤモヤとした気持ちが募る一方です。
そのようにパートナーが浮気を認めていない場合は、探偵事務所や調査会社に相談してみることをおすすめします。それらの専門機関はあらゆる浮気の事例を把握し、行動パターンなども熟知しています。実際の調査に進まなくても、どうしたら解決に進むのかを一緒に考えることもできるため、一人で悩まずに専門家のアドバイスを受けると良いでしょう。
この記事では浮気された側のために、復讐するための目的を見失わないことや、おすすめの復讐方法、避けたい復讐方法について紹介しました。怒りに任せて行動することで自分が不利になってしまわないように、冷静に目的のために行動することが大切です。
あなたの怒りや悲しみ、モヤモヤとした気持ちを少しでも晴らすために、できることを着実に積み上げていきましょう。
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