別居中の浮気は不貞行為になる?別居の経緯による違いや慰謝料請求について解説
2023.10.30
2023.09.25
不倫をやめられないカップルは多いです。
同じ不倫相手と何年も関係を持ち続けることや、不倫相手と別れてもまた別の人と不倫関係になってしまうこともあります。
不倫がやめられない理由はなぜなのでしょうか。
不倫をやめたいと思っている当事者の方や、夫や妻の不倫をやめさせたいと思っている方にとっても役立つ、不倫がやめられない理由についてご紹介します。
結婚している相手以外と浮気(性交渉)を行うことを、一般的に不倫と呼びます。
不倫は法律上の不貞行為となり、離婚調停や裁判でも立派な慰謝料や離婚を請求する理由となります。社会的な制裁が大きいのにも関わらず、有名人の不倫をネタにしたニュースもたびたび報道されます。
また多くの不倫関係が、たった1度限りの遊びでもなく複数回によって長期間関係を持つものであったりもします。不倫をテーマにしたドラマや映画が注目されることにも、関心の高さがわかります。
人はどうして、ダメなことだとわかっていながらも不倫をやめられないのでしょうか。
自分の夫や妻にはないものを求めてそれを埋めるように不倫にハマり、居心地がよくなって不倫がやめられないパターンは多いです。
など、具体的にするとこのようなものを不倫相手に求めていることもあります。
「見た目も性格も家事も仕事も完璧な妻がいるのに、平凡な不倫相手と居る方がダラダラできて気楽」という男性の意見もあるほどです。
「夫として、妻として」「父親として、母親として」求められているプレッシャーから解放されるために不倫関係になり、そのまま居心地がよくなることは多いです。
家族の前とは違う自分を、不倫相手の前では演じられることに酔っている人もいるでしょう。
日ごろはあまりおしゃれをして出かけない時も不倫相手の前では着飾った自分を演出できたり、金銭的にも余裕があるように見せることもできます。
家族とは違った視点で「認められたい」「尊敬されたい」という承認欲求によっても、不倫はやめられない状況に陥ってしまうことがあるのです。
不倫は不貞行為、つまり性交渉が前提となります。
単純な性欲やストレスの発散で不倫相手と関係を重ねている人もいます。
「奥さんが相手してくれないから」「旦那さんとはセックスレスだから」というきっかけで不倫が始まることも大いにあります。
性欲の強さや、どれくらいの頻度で性行為したいかなどは個人によって大きく異なります。
長年一緒にいる夫婦だとどうしてもすれ違うことはあり、男性も「妻だけED」などと呼ばれる状況になってしまうこともあるでしょう。
そういった性的な不満から不倫に発展することは多くあります。
不倫関係であるからこその背徳感や、「奥さんには見せない」「旦那さんが知らない」自分だけの不倫相手の姿を知っていたり、二人だけの秘密を共有することによる優越感に浸っていることで、不倫がやめられないパターンもあります。
「一盗二婢三妾四妓五妻(いっとうにひさんぎししょうごさい)」という言葉があるように、「人から盗んだ上で行う性行為が最も興奮する」という説があるほどです。
その背徳感や優越感に浸り、不倫相手の配偶者への嫉妬心を募らせ、それが強い恋愛感情だと勘違いしてしまうこともあるのです。
独身が既婚者と不倫関係にある場合などに多く見られるのが、「別れたら他に出会いがない」という恋愛経験の乏しさなどから不倫関係がやめられないタイプの人もいます。
女性が独身で男性が既婚者の場合、男性側も「既婚者の僕と付き合ってくれているから」という負い目があることから、彼女に対して優しく心の余裕もあるようにふるまうでしょう。
一度結婚し女性にも慣れていることから、女性の心を理解してリードしてくれるように感じるでしょう。 ほかの独身男性と新しく出会って付き合うまでに至ることが面倒だったり疲れを感じて、「独りよりは寂しくない」「優しい彼といると居心地がいい」「奥さんと別れると言ってくれているし待ちたい」などの理由でダラダラと関係を続けてしまうこともあるのです。
不倫相手と真剣に付き合って将来的に再婚する強い意志があるならば、きちんと離婚して不倫関係を終わらせることもできます。
しかし子どもや経済状況などで簡単に離婚できなかったり、そもそも離婚するつもりがないのに不倫がやめられない場合、どうしたらいいのでしょうか。
自分自身の不倫をやめたい時は一度冷静になり、不倫による代償の大きさをしっかりと認識しましょう。
不貞行為を行ったことによる慰謝料は、配偶者だけでなく不倫相手にも請求される可能性があります。
不貞行為の回数や期間などにもよって異なりますが、離婚しない場合でも100万円、子どもがいて離婚に発展した場合は300万円の慰謝料が請求されることもあります。
また離婚する場合、慰謝料だけでなく財産分与や子どもの親権や養育費など、調停で折り合いがつかない場合は裁判に発展することもあります。
金銭的なダメージは、円満に夫婦関係を築いていくよりも大きくなるでしょう。それだけでなく、不倫の事実が親家族や親戚、友人、会社関係に知られることによる社会的制裁を受けることもあります。
それらの最悪のパターンを想定してまでも、不倫関係を続けるメリットがあるのか、自分の気持ちを整理してよく考えましょう。
不倫をやめたいと思っても、不倫はどちらか一方的に別れるのは難しい場合があります。
既婚者同士のダブル不倫の場合は割り切った関係で、お互いの家族を優先することで合意できるかもしれません。
しかしどちらかが独身だった場合は、「これまでの関係をバラす」など脅しに近いことを言われる可能性もあるでしょう。
特に自分が既婚者であることを隠して関係がスタートした場合などは、こじれることもあります。
別れ話がうまくまとまらないと、思わぬトラブルに発展しかねません。正直な気持ちを冷静に伝え、双方の合意を持って円満に別れることをおすすめします。
不倫をやめる際には、どうして不倫関係に進んでしまったのかの原因を振り返り、二度と同じことを繰り返さないように問題を解決しておくことも重要です。
夫婦関係の愛が冷め切ってしまっている場合も、あきらめずに再構築を試みます。
愛することや、夫婦が仲良くあろうとすることには、お互いの努力や工夫が必要です。結婚する前は他人だったからこそ、自分の気持ちをしっかりと伝えたり、こちらから優しく誠実な対応を見せなければ、長い期間夫婦円満に過ごすことは難しいでしょう。
お互いの努力あってこその夫婦であると理解し、あきらめることなく向き合う姿勢が時に求められることもあるのです。
夫や妻の不倫に気づき、「どうにか不倫をやめさせたい」と考えたときはどう対応したらいいのでしょうか。
もし自分がパートナーの不倫を知った際にどう対応するかを事前に告知しておくことで、予防できることもあります。
不倫する人の言い訳として、「うちの妻(夫)はきっと許してくれるだろう」などという甘い考えを持っている人もいるため、事前に告知しておくことでその考えを断ち切らせることができます。
「もし浮気したら慰謝料請求して離婚する」「お互いの両親にすぐに知らせて話し合いをする」「不倫が原因で離婚したら子どもの親権は譲らない」「離婚後の養育費はこれくらいで面会させない」など、多少大げさでも強い意志を表明しておきましょう。
脅迫になるほど厳しくする必要はありませんが、それらの宣言は不倫の抑止力になることは間違いないでしょう。不倫の可能性について事前に想定して、いつでも目を光らせる準備ができているということも伝えられます。
不倫をやめさせる方法に、確実な不倫の証拠を集めて本人達につきつけるという手段も有効です。
「不倫をしたら許さない」という気持ちを伝えているのにも関わらず、本人達がバレないと思って逢瀬を重ねている場合は特におすすめです。
不倫がバレたからといって実際に離婚する夫婦ばかりではなく、当事者が反省して話し合い、再構築するパターンも多いです。
不倫をやめさせるためにも、確実な不倫の証拠をつかみましょう。 不倫=不貞行為なので、ただ食事をしていたり恋愛関係を思わせるメッセージのやりとり、キスやハグの証明だけでは不十分です。確実な証拠となるのは、ラブホテルや自宅などで一定時間二人だけで一緒にいることや、性交渉中に撮影された写真や動画などが例としてあげられます。
不倫の確実な証拠をつかむには、浮気調査・不倫調査を専門にした探偵事務所や調査会社に相談することもおすすめです。
調査に不慣れで自分や友人を巻き込んで不倫の証拠を集めるには時間もかかり、時には不倫に気づいていることが本人たちにバレてしまい、対策をとられてしまう可能性もあるためです。
調査のプロが客観的な事実をもとに調査結果を書類にまとめてくれるため、和解に向けた話し合いや慰謝料請求でも大いに役立つでしょう。
無料相談の窓口があったり、成果報酬型で支払う探偵事務所も多いため、金銭的な心配があってもまずは相談してみることをおすすめします。
不倫がやめられない理由は、体の関係だけでなく心の寂しさや不満を埋めるなど、さまざまな原因が考えられます。
もし本人が不倫をやめたいと思っているのであれば、将来的に受けるであろう代償についてまずは冷静に考えてみましょう。
パートナーが不倫している状況をやめさせたい場合は、専門の調査機関に依頼して本人達に反省させる方法もあります。
不倫によって単なる遊びが本気になってしまったり、妊娠させてしまう・してしまう可能性もありえます。やめられない不倫への対策は早めに手を打っておくことをおすすめします。
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